せつ【折】
[音]セツ(漢) シャク(慣) [訓]おる おり おれる [学習漢字]4年 〈セツ〉 1 おり曲げる。おれる。「右折・曲折・屈折・骨折・左折」 2 二つに分け離す。「折衷・折半」 3 途中でく...
せき‐り【赤痢】
急性の消化器系感染症の一。感染症予防法では、病原体によって細菌性赤痢(3類感染症)とアメーバ赤痢(5類感染症)に分けられる。飲食物を介して経口感染する。アメーバ赤痢は熱帯・亜熱帯に多く、日本では...
せき‐い・る【塞き入る/堰き入る】
[動ラ下二]流れをせきとめて、他の流れへ導き入れる。「この頃水—・れて涼しき陰に侍る」〈源・帚木〉
ぜつ‐げん【絶弦/絶絃】
《中国で、琴の名人伯牙(はくが)が、自分の琴をよく理解していた鍾子期(しょうしき)が死ぬと、琴の弦を断ち切って二度と琴を弾かなかったという「呂氏春秋」本味の故事から》愛用の琴の弦を断つこと。転じ...
せき【関】
《「堰」と同語源》 1 「関所」に同じ。「箱根の—」 2 物事をさえぎりとどめるもの。へだて。しきり。「人目の—を離れし場所にて」〈魯庵・社会百面相〉 3 相撲取りの最上位の者。関取。→ぜき(関...
せがみ‐た・てる【せがみ立てる】
[動タ下一][文]せがみた・つ[タ下二]しきりに頼み込む。盛んにねだる。「書生さん達は…、早く飯にしろと—・てるに違いない」〈有島・星座〉
せき‐あ・げる【咳き上げる/急き上げる】
[動ガ下一][文]せきあ・ぐ[ガ下二] 1 しきりにせきをする。せきこむ。「苦しげに—・げる」 2 涙がこみ上げてむせる。しゃくりあげる。「悲しみのあまり—・げる」 3 感情が高まる。「白状しけ...
せき‐い・る【咳き入る】
[動ラ下二] 1 続けて激しくせきをする。激しくせきこむ。「煙にむせて—・る」 2 しきりにしゃくりあげる。「一度にわっと溜涙(ためなみだ)—・れ咳き上げ歎きしが」〈浄・先代萩〉
せつ・く【責付く】
[動カ五(四)]しきりに催促する。早くするようにせきたてる。せっつく。「—・かれてやっと重い腰をあげる」
せいぼしとようじせいヨハネ【聖母子と幼児聖ヨハネ】
《原題、(イタリア)Madonna col bambino e San Giovannino》⇒美しき女庭師