し‐じゅう【始終】
[名] 1 物事の始めと終わり。「—本末を思考せずして事を起こす者は」〈織田訳・花柳春話〉 2 事柄の成り行きの、始めから終わりまでの全部。「事件の—を語る」「一部—」 3 始めから終わりまで...
し‐じゅう【止住】
ある場所にとどまって住むこと。居住。「多年—の案内者だにも、時にとっては行き方を失ふ」〈太平記・一五〉
しじゅう‐うで【四十腕】
40歳ごろに、腕が痛んだり上がらなくなったりすること。しじゅうかいな。
しじゅう‐かいな【四十腕】
「四十肩」に同じ。
しじゅう‐かた【四十肩】
40歳ごろに、肩の関節が痛んで腕の動きが悪くなってくること。医学的には五十肩とともに肩関節周囲炎(凍結肩)と総称される。五十腕。四十腕(うで)。四十腕(かいな)。
しじゅう‐から【四十雀】
スズメ目シジュウカラ科の鳥。全長約15センチ。頭が黒く、ほおが白い。背は暗緑色で、白い腹に黒い太線がある。平地・山地の林にみられ、都会の公園にもすむ。《季 夏》「老の名の有りとも知らで—/芭蕉」
しじゅうから‐がん【四十雀雁】
カナダガンの亜種。全長約70センチ。シジュウカラのようにほおが白い。冬、日本へ多数が渡ってきていたが、近年はまれ。ほおじろがん。《季 秋》
しじゅう‐きょく【四重極】
向きが反対の双極子がわずかな距離を隔てて対になったもの。電気双極子の対は電気四極子、磁気双極子の対は磁気四極子とよぶ。また、質量分布が四重極であり、かつ回転や振動などの時間変化を伴う場合、重力波...
しじゅうく‐いん【四十九院】
1 弥勒菩薩(みろくぼさつ)のいる兜率天(とそつてん)の内院にある49の宮殿。 2 行基が畿内に建てたという49の寺院。 3 平安時代、一つの寺院の境内に設けた49堂宇。 4 鎌倉時代以後、墳墓...
しじゅうく‐にち【四十九日】
1 人の死後、49日間。今生(こんじょう)の死と来世の生との中間の期間。中陰。 2 人の死後、49日目。また、その日に行う法要。七七日(なななぬか・しちしちにち)。