しち‐ぶ【七分】
1 10分の7。7割。 2 100分の7。7パーセント。
しちぶ‐がゆ【七分粥】
米1、水7の割合(容量比)で炊いたかゆ。かゆの濃さは全がゆ7に重湯(おもゆ)3の割合で加えたものに相当する。
しちぶ‐さんぶ【七分三分】
全体に占める割合の一方が7割で、他方が3割であること。「勝算は—とみる」
しちぶ‐しゅう【七部集】
「俳諧七部集」の略。 「俳諧七部集」に倣い、一家または一派において選ばれた代表的な7部の集。「蕪村七部集」など。
しちぶ‐そで【七分袖】
洋服で、長袖の7分めほどの長さの袖。スリークオータースリーブ。
しち‐ぶつ【七仏】
「過去七仏」の略。 「七仏薬師」の略。
しちぶつつうかい‐げ【七仏通戒偈】
⇒七仏通戒の偈
しちぶつつうかい‐の‐げ【七仏通戒の偈】
過去七仏が共通して受持したといわれる、釈迦(しゃか)の戒めの偈。諸悪莫作(しょあくまくさ)・衆善奉行(しゅぜんぶぎょう)・自浄其意(じじょうごい)・是諸仏教の4句。七仏通戒偈。
しちぶ‐つみきん【七分積み金】
寛政の改革における一政策。寛政3年(1791)老中松平定信が江戸の町費の倹約を命じ、その倹約額の7割を積み立てて不時の出費に充てるとともに、貸付金としても運用したもの。七分金積立。
しちぶつ‐やくし【七仏薬師】
薬師瑠璃光(るりこう)如来のほかに六仏を加え、同体、またはその異名とする七仏のこと。 京都およびその近辺の7か所に祭る薬師如来。観慶寺・護国寺・法雲寺・延暦(えんりゃく)寺・珍重寺・平等...