しのば・し【偲ばし】
[形シク]《動詞「しの(偲)ぶ」の形容詞化》したわしい。忘れがたい。「言の葉のもし世にちらば—・しき昔の名こそとめまほしけれ」〈右京大夫集〉
しのばず‐の‐いけ【不忍池】
東京都台東区、上野公園内の南西部にある池。周囲約2キロ。寛永寺建立の際に琵琶湖になぞらえて築いた弁天島がある。
しのばず‐どおり【不忍通り】
東京都文京区目白台から台東区上野までの道路の呼び名。沿線に護国寺・不忍池などがある。
しのば・せる【忍ばせる】
[動サ下一][文]しのば・す[サ下二] 1 人に知られないよう隠し持つ。ひそかに入れておく。「懐に短刀を—・せる」 2 目立たないように物事を行う。「足音を—・せて近づく」