しょう‐き【小気】
[名・形動]気の小さいこと。また、そのさま。小心。小胆。「正直—の左中将や、腕白の藤吉や」〈蘆花・思出の記〉
しょう‐き【小器】
1 小さいうつわ。⇔大器。 2 度量が小さいこと。小人物。⇔大器。
しょう‐き【小機/少機】
仏語。小乗の教えしか理解できない劣った資質。また、その者。声聞(しょうもん)・縁覚(えんがく)の類。⇔大機(だいき)。
しょう‐き【正気】
正常な心。確かな意識。「—を失う」「—に返る」「—の沙汰(さた)とは思えない」
しょう‐き【正忌/祥忌】
「祥月(しょうつき)命日」に同じ。
しょう‐き【正機】
仏語。仏の教えや救いを受ける資質をもつ人々。「悪人—」
しょう‐き【匠気】
好評を得ようとする気持ち。芸術家などが、自分の作品の出来栄えを見せびらかそうとする気どり。「作品に—が見える」
しょう‐き【抄記】
[名](スル)書き抜くこと。また、書き抜いたもの。抄録。「要点を—する」
しょう‐き【沼気】
沼などで、有機物の腐敗・発酵によって生成する気体。メタンを主成分とする。
しょう‐き【相器】
宰相にふさわしい、りっぱな器量。また、その人物。