みみずく‐どぐう【木菟土偶】
土偶の一種。縄文時代の後期から晩期にかけて主に関東地方でつくられたもの。刻み目を施した隆帯で輪郭を縁取り、円盤で両目と口を表現した顔が、みみずくの顔に似ることからこう呼ばれる。埼玉県さいたま市岩...
みず‐むし【水虫】
1 白癬菌(はくせんきん)などの皮膚糸状菌が足の指の間や足の裏に感染して起こる皮膚の病気。小水疱(すいほう)ができたり、皮膚が白くふやけてむけたり、ただれたりし、かゆみが強い。汗疱状(かんぽうじ...
みず‐くらげ【水水母】
ハチクラゲ綱ミズクラゲ科の腔腸(こうちょう)動物。日本近海で普通にみられ、大きなものは傘の直径が40センチにもなる。傘は乳白色の円盤状で、4個の紫褐色の生殖腺が透けて見え、四つ目クラゲともよぶ。...
みず‐たま【水玉】
1 水滴が玉の形に丸くなったもの。飛び散る水滴・露のしずくなど。 2 ガラス製の玉の中に水を入れたもの。少女のかんざしなどに用いる。《季 夏》 3 「水玉模様」の略。
はん‐りょう【蟠竜】
地上にうずくまっていて、まだ天に昇らない竜。
はな‐せん【鼻栓】
1 鼻にする栓。競泳・アーティスティックスイミングの選手などが用いる。ノーズクリップの類。 2 木造建築で、材の枘穴(ほぞあな)に他材の枘を貫いたあと、その突出部分に打って固定する木栓。
たてひき‐ずく【立て引き尽く】
意地を張り合うこと。いじずく。「あの衆の指すものを、ささないでもくやしいから、—で」〈滑・膝栗毛・二〉
つらら【氷柱/氷】
1 水のしずくが凍って、軒下や山の岩などに棒状に垂れ下がったもの。垂氷(たるひ)。《季 冬》「みちのくの町はいぶせき—かな/青邨」 2 こおり。「書き流すあとは—にとぢてけり何を忘れぬ形見とか見...
躓(つまず)く石(いし)も縁(えん)の端(はし)
石につまずくというようなちょっとしたことも前世からの約束事である。袖すり合うも他生(たしょう)の縁。
つまみ‐だ・す【摘み出す/撮み出す】
[動サ五(四)] 1 指先などでつまんで外へ出す。「水面に浮いたごみを—・す」 2 人を力ずくで外へ引きずり出す。「酔っぱらいを—・す」