きん‐しょう【擒縦】
とりこにすることと、放つこと。意のままにあやつること。「運命の—を感ずる点に於て」〈漱石・思ひ出す事など〉
肝(きも)に銘(めい)・ずる
心に強くきざみつけて忘れない。肝に銘じる。「ご忠告を—・じて忘れません」 [補説]「肝に命ずる」と書くのは誤り。
キネシン【kinesin】
アデノシン三燐酸を分解して生ずる化学的エネルギーを、力学的エネルギーに変換する酵素(分子モーター)の一種。生命活動に必要なたんぱく質や細胞小器管などを細胞内骨格である微小管に沿って運搬する。
ぎん・ずる【吟ずる】
[動サ変][文]ぎん・ず[サ変] 1 詩歌に節をつけてうたう。吟詠する。吟唱する。「古歌を—・ずる」 2 詩歌や俳句を作る。
かんふげんぎょう【観普賢経】
大乗経典の一。1巻。曇摩蜜多(どんまみつた)訳。441年までに完成。法華経の結経とされる。普賢菩薩を観ずる方法と、六根の罪を懺悔(さんげ)する方法などを述べたもの。観普賢菩薩行法経。普賢観経。
カンニング【cunning】
[名](スル)《ずるい、の意》試験のとき、隠し持った参考書や他人の答案を見るなどの不正行為をすること。「—ペーパー」
かん‐りょう【管領】
[名](スル) 1 領有し、支配すること。また、その人。「己の党与を諸国に配賦し以て—せしめたり」〈田口・日本開化小史〉 2 自分のものにすること。「良からんずる宿をも取り、財宝をも—せんと志し...
がんぽん‐さいけん【元本債権】
利息を生ずる元本である債権。
き‐げん【奇言】
奇抜な言葉。とっぴな言い方。奇語。「大人の人見知りより生ずる禍なりと言うも—にあらざる可し」〈福沢・福翁百話〉
きつね【狐】
1 イヌ科の哺乳類。体長45〜90センチ、尾長30〜55センチ。毛色は主に橙褐色。口先が細くとがり、耳が三角で大きく、尾は太い。雑食性で、ノネズミを狩るときには高く跳躍して前足で押さえる。日本に...