こう‐ご【口語】
1 日常の談話などに用いられる言葉遣い。話し言葉。口頭語。音声言語。⇔文語。 2 明治以降の話し言葉と、それをもとにした書き言葉とを合わせていう。⇔文語。 [補説]明治以前の言葉についても、それ...
て‐びき【手引(き)】
[名](スル)《古くは「てひき」とも》 1 人の手を引いて、助けたり導いたりすること。また、それをする人。「お年寄りを—して道を渡る」 2 案内すること。また、それをする人。「友人の—で名所を巡...
それ‐のみ【其れのみ】
[副]《西鶴の小説に独特の用法》それだけでなく。それのみならず。それのみか。「—、宵より秋の夜の明くるまでとやかく思ふままになるこそ無念いくたびか」〈浮・一代男・二〉
で‐も
[接]《「それでも」の略》 1 前の事柄を一応肯定しながら、それがふつう結果として予想されるものに反する内容を導くときに用いる語。にもかかわらず。それでも。しかし。「がんばった。—負けた」「その...
こころ‐ごころ【心心】
[名・形動ナリ] 1 人それぞれの心。「それは人の—にこそさぶらはめ」〈夜の寝覚・一〉 2 人それぞれに考えが異なること。また、そのさま。思い思い。「あるは薄色の下襲、すそごの袴、—にせられたり...
はた【将/当】
[副] 1 あるいは。それとも。はたまた。「夢か、—幻か」 2 さらにまた。そのうえまた。「野越え、山越え、—海を越え」「かくては生けるかいもなし。—如何にして病の牀のつれづれを慰めてんや」〈子...
な‐のに
[接]《接続詞「それなのに」の「それ」が省略されたもの》前述の事柄に対し、あとの事柄がそれと矛盾する内容であることを示す。「彼は三時に来ると言った。—来なかった」
なに‐がし【某/何某】
[名]数量、特に、金銭の額があまり多くないことを漠然と表す。「—かの金を寄付する」 [代] 1 不定称の指示代名詞。人・事物・場所などについて名などがはっきりしないことを表し、あるいはそれを...
どうじ‐に【同時に】
[連語] 1 (副詞的に用いて)同じ時に。いちどきに。「上下線とも—発車する」 2 (接続詞的に用いて) ㋐それと時を同じにして。そのあとすぐに。「声がして、—人が入って来た」 ㋑それとともに。...
とう‐とう【等等】
[接尾]《接尾語「とう(等)」を繰り返して強めていうもの》いくつかの語を並べたものに付いて、それらの類が他にまだ多くあること、また、それらを省略して例示する意を表す。「ライオン・トラ・ヒョウ—の猛獣」