[名]数量、特に、金銭の額があまり多くないことを漠然と表す。「—かの金を寄付する」
[代]
  1. 不定称の指示代名詞。人・事物場所などについて名などがはっきりしないことを表し、あるいはそれをぼかしたままに示す。どこそこ。だれそれ。何とかいう人・物。「鈴木—という男性

    1. 「—の右馬四郎とかや云ふ者ありけり」〈沙石集・六〉

  1. 一人称の人代名詞。わたし。それがし。拙者卑下した気持ちで用いる。

    1. 「—らが、私の君と思ひ申して、頂きになむ捧げて奉るべき」〈玉鬘

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