いき‐え【生き餌/活き餌】
動物の飼料や釣りえさに使う生きたままの虫や魚など。
いき‐すだま【生き霊/生き魑魅】
《古くは「いきずたま」とも》生きている人の怨霊(おんりょう)。いきりょう。「物の怪(け)、—などいふもの」〈源・葵〉
いき‐の‐お【息の緒】
1 いのち。たまのお。魂。ふつう「息の緒に」の形で、命のかぎりの意に用いる。「—に思へば苦し玉の緒の絶えて乱れな知らば知るとも」〈万・二七八八〉 2 息。「—の苦しき時は鉦鼓こそ南無阿弥陀仏の声...
いき‐ふどう【生き不動】
1 霊験あらたかな不動明王のような人。 2 火炎を背負う不動明王のように、生きたまま火に包まれた人。
いき‐ぼとけ【生き仏】
1 高徳の僧など、生きたまま、仏としてあがめられる人。また、仏のような心を持った徳のある人。生き如来。生き菩薩(ぼさつ)。 2 容姿のうるわしい女性。生き如来。生き菩薩。
いき‐ぼん【生き盆】
「生き御霊(みたま)」に同じ。《季 秋》
いき‐わかれ【生(き)別れ】
肉親などが生きたままで離れ離れになること。生別(せいべつ)。⇔死に別れ。
いき‐わか・れる【生(き)別れる】
[動ラ下一][文]いきわか・る[ラ下二]肉親などが生きたままで離れ離れになる。「小さいときに—・れた兄」
いくくにたま‐じんじゃ【生国魂神社】
大阪市天王寺区生玉町にある神社。旧官幣大社。祭神は生島神(いくしまのかみ)、足島神(たるしまのかみ)。生玉(いくたま)神社。
いくたま‐じんじゃ【生玉神社】
生国魂神社(いくくにたまじんじゃ)の通称。