ため‐がき【為書(き)】
1 書画の落款(らっかん)に、だれのために、また、何のために書いたかを付記すること。また、付記した字句。 2 公職選挙のとき、「…候補の為に」として「必勝・祈御健闘」などと大書して事務所に届ける...
ため‐ぐち【ため口】
年下の者が年長者に対等の話し方をすること。ためくち。「—をきく」「—をたたく」→ため [補説]1960年代に不良少年の隠語として始まり、1980年代には一般に広まったという。
ため‐こ・む【溜め込む】
[動マ五(四)]ためてしまいこむ。盛んにためる。「たんまり金を—・む」
ためし【例/様】
1 前にすでにあったこと。先例。前例。「けんかで勝った—がない」 2 手本になるようなこと。模範。規範。「かの御教へこそ、長き—にはありけれ」〈源・梅枝〉
ためし【試し/験し】
ためすこと。こころみ。多く「ためしに」の形で副詞的にも用いる。「ものは—だ」「—に使ってみる」
ためし‐がき【試し書き】
1 筆記具の書き味や色味を確認するため、紙上に書いてみること。また、その書いたもの。 2 ⇒試書(ししょ)
ためし‐ぎり【試し斬り】
刀剣の切れ味を調べるため、実際に物や人を切ってみること。
ためし‐こうどう【試し行動】
子供が親・里親・教師などの保護者に対して、自分をどの程度まで受けとめてくれるのかを探るために、わざと困らせるような行動をとること。
ためし‐ざん【試し算】
検算。
ためし‐ずり【試し刷(り)】
印刷の仕上がりを確認するため、試験的に刷った印刷物。