まさな‐ごと【正無事】
たわいもないこと。たわむれごと。冗談事。「ただ人にておはしましし時、—せさせ給ひしを」〈徒然・一七六〉
ももんがあ
1 モモンガのこと。 2 頭から着物をかぶり、ひじを張って、モモンガのようなかっこうをして、子供などをおどすたわむれ。また、手の指で目や口を大きく広げた顔を作り、怪物のまねをすること。 3 人を...
ほた・える
[動ア下一][文]ほた・ゆ[ヤ下二]《近世上方語。「ほだえる」とも》 1 ふざける。じゃれる。たわむれる。「おれも—・えよう、と同じく尻をつめりにかかれば」〈滑・膝栗毛・五〉 2 あまえる。つけ...
ふう‐せつ【風雪】
1 風と雪。 2 強い風を伴って降る雪。吹雪。《季 冬》「—にたわむアンテナの声を聴く/誓子」 3 きびしい苦難や試練。「人生の—に耐える」 [補説]書名別項。→風雪
ふか‐ざれ【深戯れ】
度を越えたたわむれ。「時の座興の—も、過去の悪世の縁ならめ」〈浄・鑓の権三〉
ふ‐どうけ【不道化/不道外】
[名・形動ナリ]場所をわきまえないたわむれ。悪ふざけ。また、そのさま。「こんな—な事はせぬものよ」〈松の葉・三〉
ちょっかいを出(だ)・す
1 よけいな手出しや干渉をする。「おれのなわ張りに—・すな」 2 女性にたわむれに言い寄る。「人妻に—・す」
ちょう‐ぎ【嘲戯/調戯】
[名](スル)あざけりたわむれること。からかうこと。「もろ人の—は一身に聚(あつ)まる習なり」〈鴎外訳・即興詩人〉
らく‐ひつ【落筆】
[名](スル) 1 筆をとって書画を書くこと。 2 たわむれがき。落書き。
たわむ・る【戯る】
[動ラ下二]「たわむれる」の文語形。