どう‐よう【童謡】
1 子供が口ずさむ歌。また、子供が作った詩歌。 2 民間に伝承されてきたわらべ歌。 3 大正期以降、子供のために作られた歌。代表的な作詞家に北原白秋・野口雨情ら、作曲家に山田耕筰・中山晋平らがい...
トリスタンとイゾルデ
《原題、(ドイツ)Tristan und Isolde》中世ヨーロッパの伝説の一。騎士トリスタンと、伯父マルクの王妃イゾルデの悲恋を描いたもの。ゴットフリート=フォン=シュトラスブルクの叙事詩や...
どんみり
[副]色合いなどが濁っているさま。また、空の曇っているさま。どんより。「鼠色の汚え泡だらけになって—と流れたわ」〈鏡花・草迷宮〉
にゅうねはんげんそう【入涅槃幻想】
日本画家、平山郁夫の作品のひとつ。光を放ちつつ横たわる釈迦(しゃか)を弟子たちが見守る涅槃図。昭和36年(1961)、第46回院展に出品、日本美術院賞(大観賞)を受賞。東京国立近代美術館所蔵。
なじ‐に
[副]《「なに(何)しに」の音変化という》何ゆえに。どうしたわけで。なぜ。「我はままより先に心得たるぞ。—さかしく教ふる」〈沙石集・八〉
ななし‐の‐ごんべえ【名無しの権兵衛】
名のわからない人や物をさして、たわむれていう語。
な・でる【撫でる】
[動ダ下一][文]な・づ[ダ下二] 1 てのひらで軽くさわり、さする。「犬の頭を—・でる」 2 物や風などが軽く触れる。「高原の風が頰を—・でる」 3 髪に櫛(くし)を入れる。「化粧鏡を取出し鬢...
なよたけ‐の【弱竹の】
[枕] 1 なよ竹がたわむ意から、「とをよる」にかかる。「—とをよる児らは」〈万・二一七〉 2 竹の節(よ)の意から、「よ」にかかる。「—夜ながきうへに」〈古今・雑下〉 3 竹の節(ふし)の意か...
なさけ【情け】
1 人間味のある心。他人をいたわる心。人情。情愛。思いやり。「武士の—」「浮き世の—」→御情(おなさ)け 2 男女の情愛。恋情。また、情事。いろごと。「深—」「薄—」 3 風情。おもむき。あじわ...
にし‐メボン【西メボン】
《West Mebon》カンボジア北部、アンコールにある仏教寺院の遺跡。アンコールトムの西方、人工水域である西バライの中心に位置する。11世紀末頃の建立。回廊の一部のほか、クメール美術を代表する...