たいぎ‐めいぶん【大義名分】
1 人として、また臣として守るべき道義と節度。「—にもとる」 2 行動のよりどころとなる道理。また、事を起こすにあたっての根拠。「—が立つ」
たいぎめいぶん‐ろん【大義名分論】
君臣・父子の別をわきまえ、上下の秩序や礼節を重んじる思想。江戸時代、封建社会の倫理的支柱とされ、幕末には天皇に対する忠誠を求める尊王論へとすり替えられた。
たい‐ぎゃく【大逆】
《「だいぎゃく」とも》人の道にそむく最も悪質な行為。君主や親を殺す類。
たいぎゃく‐ざい【大逆罪】
天皇・太皇太后・皇太后・皇后・皇太子・皇太孫に対して危害を加え、または加えようとすることによって成立した罪。犯した者は死刑に処せられることになっていた。昭和22年(1947)の刑法改正で廃止。
たいぎゃく‐じけん【大逆事件】
明治43年(1910)多数の社会主義者・無政府主義者が明治天皇の暗殺計画容疑で検挙された事件。大逆罪の名のもとに24名に死刑が宣告され、翌年1月、幸徳秋水ら12名が処刑された。幸徳事件。
たいぎゃく‐むどう【大逆無道】
はなはだしく人の道に背き、道理を無視すること。また、その行為。
たい‐ぎょ【大魚】
大きな魚。大鱗。
たい‐ぎょ【大漁】
⇒たいりょう(大漁)
たい‐ぎょう【大業】
1 規模の大きい事業。重大な事業。「維新の—」 2 天下を治める仕事。帝王の事業。「経国の—」 3 律令制で、官吏登用試験の最終試験に合格すること。また、その人。
たい‐ぎょう【怠業】
[名](スル)⇒サボタージュ