ちくりんしちけんず【竹林七賢図】
京都の建仁寺方丈(国指定重要文化財)を飾っていた障壁画の一。安土桃山時代の画家、海北友松の水墨画。室中の間を飾る16面の襖絵(ふすまえ)。中国三国時代の「竹林の七賢」を描く。ふっくらと風をはらん...
ちくりんしょう【竹林抄】
室町中期の連歌撰集。10巻。宗祇撰。文明8年(1476)成立。中国の竹林の七賢になぞらえて、宗祇が連歌の名匠として選んだ、宗砌(そうぜい)・賢盛(宗伊)・心敬・行助・専順・智蘊(ちうん)・能阿の...
ちくりん‐しょうじゃ【竹林精舎】
インドの五精舎の一。マガダ国の王舎城北門付近にあった寺院。現在のビハール州中部のラジギールにあたる。迦蘭陀(からんだ)長者が竹林を献じ、そこに頻婆娑羅(びんばしゃら)王が建てたといわれる。
ちくりん‐じ【竹林寺】
高知市にある真言宗智山派の寺。山号は五台山。開創は神亀元年(724)、開山は行基、空海が再興と伝える。江戸時代、土佐藩主山内氏の帰依を受けた。四国八十八箇所第31番札所。土佐文殊。
ちくりん‐の‐しちけん【竹林の七賢】
中国晋代に、俗塵(ぞくじん)を避けて竹林に集まり、清談を行った七人の隠士。阮籍(げんせき)・嵆康(けいこう)・山濤(さんとう)・向秀(しょうしゅう)・劉伶(りゅうれい)・阮咸(げんかん)・王戎(...
チクル【chicle】
サポディラの樹液を煮つめた固形物。チューインガムの基材とする。
ちく・る
[動ラ五]告げ口をする意の俗語。「仲間の失敗をボスに—・る」
ちく‐るい【畜類】
家畜。また、けだもの。
ちくるい‐め【畜類め】
[感]《江戸後期の流行語》物事が自分の思いどおりに運びそうなときなどに発する語。しめしめ。「—、こたへられぬ」〈滑・膝栗毛・初〉
チクルス【(ドイツ)Zyklus】
特定の作曲家の作品を連続して演奏する音楽会。ツィクルス。「バッハ—」