く【駆〔驅〕】
[常用漢字] [音]ク(呉)(漢) [訓]かける かる 1 馬などを走らせる。かる。かける。「駆使・駆動/疾駆・先駆・前駆・馳駆(ちく)・長駆」 2 追い払う。「駆除・駆逐」 [補説]「駈」は俗字。
くいな【水鶏/秧鶏】
1 クイナ科の鳥。全長29センチくらいで尾は短い。背面は茶褐色で黒い縦斑があり、顔から胸は青ねずみ色。冬に湿地や水田でみられる。冬くいな。 2 ツル目クイナ科の鳥の総称。スズメ大から小形の鶏大の...
くさ‐たちばな【草橘】
キョウチクトウ科の多年草。関東以西の山林中に生え、高さ30〜60センチ。葉は楕円形で先がとがる。夏、タチバナに似た白色の花を開く。果実は熟すと裂けて毛のある種を飛ばす。
くず【国栖/国巣/国樔】
《「くにす」の音変化》 1 古代、大和の吉野川上流の山地にあったという村落。また、その住民。宮中の節会(せちえ)に参り、贄(にえ)を献じ、笛を吹き、口鼓(くちつづみ)を打って風俗歌を奏した。くず...
くずり【屈狸】
イタチ科の哺乳類。体長87センチくらいになり、イタチ類では大形。ずんぐりした体で全体に黒褐色。一見、小形のクマに似る。北極圏の森林やツンドラに分布する。
くち‐ぐせ【口癖】
《古くは「くちくせ」とも》癖のようにいつも言うこと。また、その言葉。
クチン【cutin】
植物の表面を保護するクチクラの主成分。不飽和脂肪酸の重合した有機物質。
く‐ばく【瞿麦】
1 セキチクの漢名。 2 ナデシコの種子。漢方で消炎・利尿薬などに用いる。
くぼ‐がい【久保貝/窪貝】
ニシキウズガイ科の巻き貝。潮間帯の岩礁に多い。貝殻は円錐形で、殻径3.5センチくらい。殻表は黒褐色で細かい刻み目がある。房総半島以南に分布。食用。いそだま。
くぼて‐さん【求菩提山】
福岡県東部、豊前(ぶぜん)市と築上(ちくじょう)郡築上町の境にある山。標高782メートル。古くから山岳信仰の山として知られ、山伏の修験(しゅげん)道場として栄えた。多くの遺跡が残っており、山頂に...