みぞ‐がい【溝貝】
1 マテガイ科の二枚貝。砂浜にすみ、貝殻は横長の長楕円形で、殻長3センチくらい。殻は薄紫色で、質が薄い。本州から九州にかけて分布。 2 カラスガイの古名。一説にハマグリの殻の黒色のものという。「...
みち‐てんごう【道てんがう】
道の途中でのいたずら。みちくさ。「道すがら千代様に行き合うて連れだってくる—」〈浄・手習鑑〉
み‐ふくらぎ
キョウチクトウ科の常緑小高木。キョウチクトウに似た五裂する筒型の白い花をつける。インド半島・東南アジア・琉球諸島などに分布。種子や乳液に毒があり、殺鼠剤(さっそざい)などに用いられる。名称は、触...
みみっち・い
[形]細かくて、けちくさい。しみったれている。「—・い料簡」 [派生]みみっちさ[名]
みやこ‐たなご【都鱮】
コイ科タナゴ亜科の淡水魚。全長6、7センチくらい。日本特産で、関東地方の水のきれいな小川や池に生息するが、絶滅に瀕(ひん)している。天然記念物。
みやま‐がらす【深山鴉】
カラス科の鳥。全長47センチくらい。全身黒色で、くちばしの基部は皮膚が裸出して灰白色。ユーラシア大陸に分布。日本では冬鳥として九州西部に渡来。やまがらす。
みやま‐しろちょう【深山白蝶】
シロチョウ科のチョウ。高山チョウの一。翅(はね)の開張6.4センチくらい。スジグロシロチョウに似るが、翅は半透明。幼虫はメギなどの葉を食べ、糸をはいて共同の巣を作って暮らす。
みやま‐ほおじろ【深山頰白】
ホオジロ科の鳥。全長16センチくらい。全体に褐色で、雄は頭が黒く眉・のどが黄色。冠羽がある。東アジアに分布。日本では主に冬鳥。
みょうちき‐りん【妙ちきりん】
[形動]《「りん」は口拍子で添えたもの。「妙ちくりん」「妙てけれん」とも》普通では考えられない、不思議なさま。奇妙なさま。へんてこりん。へんちくりん。みょうちき。「—な服装」「—な話だ」
みるくい‐がい【海松食貝/水松食貝】
バカガイ科の二枚貝。内湾の浅い泥底にすむ。貝殻は長卵形で、殻長14センチくらい。殻表は白色で、黒褐色の殻皮をかぶり、後端から太い水管を出す。名は、水管に海藻ミルが着生し、これを食べているように見...