ちょうりんかい‐すい【超臨界水】
《supercritical water》水をセ氏374度、218気圧の高温高圧にした状態。温度・圧力ともに臨界点に達した状態で、水は液体とも気体とも区別がつかない性質を帯びる。有機物の溶媒とし...
ちょうりんかい‐ちねつしげん【超臨界地熱資源】
超臨界地熱発電での利用が見込まれる地熱資源。海洋プレートが海水を伴って陸地の下に沈み込み、マグマとなって上昇する部分をさし、マグマに由来する水分が、超臨界状態の水として存在すると考えられている。
ちょうりんかい‐ちねつはつでん【超臨界地熱発電】
地下深くマグマに熱せられた超臨界水を利用する地熱発電。質量当たりのエネルギーが高く、通常の雨水などに由来する地熱発電に比べて数倍程度、発電効率が良いと考えられている。次世代の再生可能エネルギーと...
ちょうりんかい‐ちゅうしゅつ【超臨界抽出】
超臨界状態にある物質を用いて各種成分の抽出を行うこと。超臨界状態の二酸化炭素(超臨界炭酸ガス)は強力な溶解力をもつため、コーヒーの脱カフェイン、天然原料からの香料や医薬品の成分の抽出などに実用さ...
ちょうりんかい‐りゅうたい【超臨界流体】
物質の相を圧力・温度を変数にして図示した状態図における、臨界点を超えた圧力・温度の状態にある物質。気体と液体の中間的な性質をもつ。水、二酸化炭素、ヘリウムなどの臨界流体がある。超臨界水は気体並み...
ちょう‐る【彫鏤】
[名](スル)彫刻して飾ること。ちょうろう。「二碑の前に—したる榻あり」〈鴎外訳・即興詩人〉
ちょう‐るい【鳥類】
鳥綱の脊椎動物の総称。体は羽毛で覆われ、前肢が翼となって飛翔(ひしょう)に適し、くちばしをもつ、卵生の恒温動物。世界中に約8600種が分布。とり。
ちょうるい‐ひょうしきちょうさ【鳥類標識調査】
鳥に通し番号付きの足環を付けて個体識別をし、渡りや成長・寿命に関する調査を行うこと。→バンディング
ちょう‐れい【凋零】
[名](スル)花などがしぼんで落ちること。転じて、勢いなどが衰えること。「是の人の、斯る—せる有様を」〈竜渓・経国美談〉
ちょう‐れい【朝礼】
学校や会社などで、始業前に全員が集まってあいさつ・連絡などを行う朝の行事。朝会。