天(てん)を仰(あお)いで唾(つばき)する
「天に向かって唾を吐く」に同じ。天に唾(つば)する。
天(てん)を仰(あお)・ぐ
嘆いて、神に訴えるように顔を上方へ向ける。「絶好のチャンスを逸して—・ぐ」
点(てん)を打(う)・つ
欠点を指摘する。非難する。「気にいらぬ女房を夫が去るに言ひ分なし、—・つ人もない」〈浄・用明天王〉
天(てん)を怨(うら)みず人(ひと)を尤(とが)めず
《「論語」憲問から》自分の身がいかに不遇でも、天を恨まず、また人をとがめず、みずから反省して修養に努める。
点(てん)を掛(か)・く
1 連歌や俳諧などで、評点をつける。「佐野の渡りに郭公詠みたるも知らざれば、是には—・けざりし」〈戴恩記〉 2 記号をつける。斜線を引いたり、しるしをつけたりする。「気に入ったものへ、こちらから...
点(てん)を稼(かせ)・ぐ
⇒稼ぐ4
天(てん)を焦(こ)が・す
火災などの炎が盛んに空に向かって立ちのぼるようすを形容する言葉。
天(てん)を衝(つ)・く
天に届くほど高い。また、勢いの盛んなことにいう。「—・く摩天楼」「意気—・く」
天(てん)を摩(ま)・する
天に接するくらい高い。高い建築物についていう。→摩天楼