とっ‐さ【咄嗟】
ごくわずかな時間。「—の判断」「—の行動」
とっ‐さか
[形動]《近世上方語》心がひねくれて、とげとげしいさま。「気の—な姑に」〈浄・宵庚申〉
とっ‐さき【突先】
とがった先端。突端。「岬の—」
とっさ‐に【咄嗟に】
[副]その瞬間に。たちどころに。「—ブレーキをふむ」
とっ‐さま【父様】
《「ととさま」の音変化》父の敬称。とうさま。「死んだ—の遺言をば」〈円朝・塩原多助一代記〉
とっ‐しゅつ【突出】
[名](スル) 1 高く、または長く突き出していること。「内海に—した半島」 2 突き破って出ること。「火口から溶岩が—する」 3 他より目立って多いこと。「—した業績」
とっ‐しん【突進】
[名](スル)目標に向かって一気に進むこと。「ゴールめがけて—する」
とっ‐たり
1 《大声で「捕ったり」と叫ぶところから》歌舞伎で、捕り手の役。また、それに扮する役者。 2 とんぼがえり。舞台で1が演じるのでいう。 3 相撲のきまり手の一。相手の差してくる手を両手で抱え、か...
とっ‐たん【突端】
つき出た先端。とっさき。とっぱな。「桟橋の—」
とっち・める
[動マ下一]《「と(取)ってし(締)める」の音変化》きびしく責めたり、しかったりする。ひどくやりこめる。「いたずら者を—・める」