千里(せんり)の行(こう)も足下(そっか)に始(はじ)まる
《「老子」六四から》遠い旅路も足もとの第一歩を踏み出すことから始まる。どんな遠大な事業も手近なところから始まるというたとえ。千里の道も一歩より始まる。
千里(せんり)の道(みち)も一歩(いっぽ)から
遠い旅路も第一歩から始まる。どんな大事業も手近なところから始まることのたとえ。千里の道も一歩より起こる。
ぜん‐のう【全能】
どんなことでもできること。完全無欠な能力。「全知—の神」
ぜん‐てんこう【全天候】
あらゆる天候に対応していること。どんな天候でも使えること。オールウエザー。「—カメラ」「—型」
せいがん‐スペクトル【制癌スペクトル】
制がん剤が、どんな種類のがんに対してどのくらい作用するかを範囲として表したもの。抗癌スペクトル。
水火(すいか)も辞(じ)さ◦ない
どんな苦痛や危険もいとわず、物事に力を尽くす。「—◦ない覚悟」
し‐ち【四知】
《「後漢書」楊震伝から》二人だけの秘密といっても、すでに天が知り、地が知り、自分が知り、相手が知っているの意。どんなに秘密にしていてもいつかは他に漏れるということ。
釈迦(しゃか)にも経(きょう)の読(よ)み違(ちが)い
《仏教の開祖である釈迦牟尼(しゃかむに)でも時には経を読み誤るの意》どんなにすぐれた人でも、失敗することはあるというたとえ。弘法(こうぼう)にも筆の誤り。河童の川流れ。
しゅうせき‐てん【集積点】
位相空間の部分集合Mにおいて、点Pのどんな近傍をとっても、その中にP以外のMの点が少なくとも一つ含まれている点。
じひ‐にんにく【慈悲忍辱】
仏語。慈悲の心をもって、どんな苦難にも耐えること。