なか‐ど【中戸】
1 部屋と部屋の間の戸。中の戸。 2 江戸時代、商家の店から奥に通じる土間の口の仕切り戸。「—を奥へは、かすかに聞こえける」〈浮・永代蔵・四〉
なか‐どう【中胴】
紳士服で、腹のもっともふくらんだ、あるいはくびれた部分。また、その寸法。
なか‐どおり【中通り】
1 本通りと裏通りとの間の通り。「—の商店街」 2 上等と下等の中間。中等。「—の侍衆一人、是は香の物ばかりでよし」〈浄・西王母〉 3 「中通り女」の略。「—の女は経帷子を縫ふなど」〈浮・懐...
なかどおり‐おんな【中通り女】
江戸時代の町家で、上女中と下女中の間の女中。「—とて、出合がしらにふたり一度に連れて来たりけるが」〈浮・織留・六〉