ならし【均し/平し】
1 平らにすること。平均すること。平均。「それにどう、—に分けたのが不服だって」〈康成・温泉宿〉 2 横にわたして衣類などをかけるさお。ならし竹。
ならし【慣らし/馴らし】
1 ならすこと。なれるようにすること。「足—」「—に一矢づつ射て見候はん」〈太平記・一七〉 2 習慣。慣習。しきたり。ならわし。「水はまづすみかはるとも円居(まとゐ)ゐる今日の—はいつか絶ゆべき...
なら‐し【奈良市】
⇒奈良
な◦らし
[連語]《断定の助動詞「なり」の連体形「なる」に推量の助動詞「らし」の付いた「なるらし」の音変化》 1 …であるらしい。「すむ人もあるかなきかの宿—◦らしあしまの月のもるにまかせて」〈新古今・雑...
ならしの【習志野】
千葉県北西部の市。下総台地と東京湾の埋め立て地からなり、住宅地。もと陸軍の演習地。西部に谷津干潟公園がある。人口16.4万(2010)。
ならしの‐し【習志野市】
⇒習志野
なら‐しば【楢柴】
楢の木の枝。「み狩する雁羽の小野の—の慣れは増さらず恋こそ増され」〈万・三〇四八〉
ならしば‐どり【楢芝鳥】
鷹(たか)の別名。