みゃっ‐かん【脈管】
生物の体内にあって体液を通すくだ。血管・リンパ管など。脈道。
みやつこ【造】
《「御家つ子」の意か。「みやづこ」とも》古代の姓(かばね)の一。中央にあって伴造(とものみやつこ)としてそれぞれ品部(しなべ)を統轄する地位にあった氏族にこの姓が多い。天武天皇の八色(やくさ)の...
みこし‐の‐まつ【見越しの松】
塀ぎわにあって外から見えるようにした松の木。
み‐かえし【見返し】
1 書物の表紙と本文との間にあって、両者の接着を補強する2ページ大の紙。一方は表紙の内側に貼りつけ、もう一方は「遊び」といって、本文に接する。 2 和装本で、表(おもて)表紙の裏にはる紙または布...
み‐がく・る【水隠る】
[動ラ下二]水の中に隠れる。水の中にあって見えなくなる。「—・れてすだく蛙のもろ声に騒ぎぞわたる井手のうき草」〈今鏡・四〉
み‐くりや【御厨】
1 神社の境内にあって、神饌(しんせん)を調理する建物。特に、伊勢神宮・賀茂神社についていう。御供所(ごくうしょ)。神饌所。 2 古代・中世、皇室や伊勢神宮・賀茂神社などへ神饌の料を献納するため...
むなもち‐ばしら【棟持(ち)柱】
神明造(しんめいづく)りで、両妻の側柱外にあって棟を支える柱。
めいた‐がれい【目板鰈】
カレイ科の海水魚。暖海の沿岸にすみ、全長約30センチ。体は卵円形で、目は右側にあって突出し、両眼の間に板状の隆起ととげがある。眼のある側は灰色または赤褐色で暗色紋が散在する。食用。このはがれい。...
ゆら【由良】
兵庫県洲本市の地名。淡路島の南東部にあって紀淡海峡に面し、古くからの要港。もと安宅・池田氏の城下町。
ユーロナショナリズム【Euronationalism】
冷戦時代に米国と旧ソ連の間にあって、ヨーロッパの独自性を強く意識した考え方。最近は、欧州各国における極右政党の台頭に見られる欧州の右傾化をさす。