みなみ‐かぜ【南風】
南から吹く風。特に、4月ごろから8月ごろにかけて吹く夏の季節風。なんぷう。みなみ。《季 夏》「向日葵(ひまはり)の葉にとぶ蠅や—/蛇笏」
ミチューリンスク【Michurinsk/Мичуринск】
ロシア連邦西部、タムボフ州の都市。レスノイボロネジ川沿いに位置する。旧称コズロフ。1932年に果樹園芸家ミチューリンにちなんで現名称に改称された。17世紀にタタールの侵入を防ぐために築かれた要塞...
みたま‐まつり【御霊祭(り)】
暮れから正月にかけて行う、家々の先祖の霊を祭る行事。
みぬま‐だいようすい【見沼代用水】
埼玉県北東部から南部にかけて流れる灌漑(かんがい)用水路。利根川から取水し、途中で東縁(ひがしべり)と西縁に分岐する。総延長約84キロ。享保13年(1728)完成。名称は、見沼溜井(ためい)に代...
み‐しょうがつ【巳正月】
その年に亡くなった仏のための正月。12月の辰の日の深夜から巳の日、または巳の日から午の日にかけて行う。四国地方・瀬戸内海の島々、とりわけ愛媛県の東予・中予地方に色濃く残る。辰巳正月。巳午正月。→...
みしま‐ごよみ【三島暦】
室町時代から江戸時代にかけて伊豆の三島神社(三嶋大社)が発行した仮名暦。江戸時代には幕府が伊豆・相模の2国にのみ頒布を許可した。
ミステリのげんこうはよなかにてつやでかこう【ミステリの原稿は夜中に徹夜で書こう】
評論家、植草甚一の著作。昭和49年(1974)から昭和51年(1976)にかけて「ミステリマガジン」誌に連載した、海外のミステリ作品にまつわるエッセーなどを収録。昭和53年(1978)刊行。第3...
みず‐きんばい【水金梅】
アカバナ科の多年草。高さ30〜50センチメートル。沼地の泥中に長く根茎を伸ばし、呼吸根を出す。夏から秋にかけてキンバイソウに似た黄色の花が咲く。
ミストラル【(フランス)mistral】
フランスのローヌ川沿いに地中海に向かって吹き下ろす、冷たく乾燥した強い北風。冬から春にかけて生じる。
みたて‐ばんづけ【見立番付】
相撲の番付にならい、さまざまな事物に序列をつけた一覧表。江戸時代から明治時代にかけて一枚摺りの読み物として売られ、庶民の間で流行した。