ペーズリー【Paisley】
英国スコットランド西部の町。グラスゴーの南西約12キロメートルに位置する。12世紀に創建されたペーズリー修道院とともに発展。18世紀から19世紀にかけて隆盛した、ペーズリー柄で知られる綿織物の生...
ペーロン【飛竜/剗竜/划竜/白竜】
《(中国語)》昔、中国から伝来した競漕(きょうそう)。また、それに使う船。和船に似て舳(みよし)の突き出た細長い船にこぎ手が2列に乗り、櫂(かい)で水をかいて速さを競う。6月から7月にかけて長崎...
ホア‐ライ【Hoa Lai】
ベトナム南部の都市ファンラン近郊にある遺跡。市街中心部より南西約10キロメートルに位置する。チャンパー王国時代の8世紀から9世紀にかけて3基の祠堂(しどう)が建造され、現在は2基が残っている。一...
ホイ‐アン【Hoi An】
ベトナム中部、クアンナム省の都市。同省の省都。ダナンの南約30キロメートル、南シナ海に注ぐトゥボン川の河口に位置する。旧称ファイフォ。チャンパー王国時代より交易の拠点として栄え、16世紀から17...
ほうえい‐つうほう【宝永通宝】
江戸幕府が、宝永5年(1708)から翌年にかけて発行した銅貨。1枚が並銭10文相当とされたため十文銭といわれ、また、大型であったため大銭ともよばれた。
ほうかくきく‐きょう【方格規矩鏡】
漢代から魏・晋代にかけて盛行した鏡の一。中央の鈕(ちゅう)を方格(方形の区画)が囲み、その外側にT・L・V字形の文様がある。この文様を定規とコンパスに見立てての名称で、四神や十二支を配したものが...
ほう‐さ【蓬左】
熱田神宮を蓬莱(ほうらい)宮と称したところから、それに向かって左、すなわち北の一帯。熱田から名古屋城のある辺りにかけての地域をさす。
ほう‐し【放氏】
不都合なことを行った氏人(うじびと)を、その所属する氏から追放し、氏人としての資格を奪うこと。平安末期から中世にかけて、藤原氏の氏寺の興福寺がたびたび行った。
ほう‐びき【宝引き】
室町時代から江戸時代にかけて、正月に行われた福引きの一種。数本の細い縄を束ねて、その中のどれかに橙(だいだい)の果実、または金銭などをつけておき、それを引きあてた者を勝ちとした。辻宝引き。
ほうへい‐きゅう【宝瓶宮】
黄道十二宮の第11宮。水瓶(みずがめ)座に相当するが、歳差のため現在は山羊(やぎ)座の西境から水瓶座の西境にかけての位置に移っている。太陽は1月21日ごろこの宮に入る。