にっぽん‐ばし【日本橋】
大阪市中央区の道頓堀(どうとんぼり)川に架かる橋。 大阪市中央区の地名。浪速(なにわ)区にかけて商店街が続き、日本橋筋とよばれる。 [補説]東京の日本橋は「にほんばし」と読む。
ないこうかもん‐きょう【内行花文鏡】
中国、後漢代の銅鏡の一。半円状の弧形を内に向かうように連環状に連ねた文様をもつ。日本の弥生時代から古墳時代にかけての遺跡からも出土する。
ナーン‐シダー【Nang Sida】
ラオス南部の町チャンパーサックの南西郊にある遺跡。9世紀から13世紀にかけて栄えたクメール王朝時代の寺院と考えられ、城壁や参道が残っている。ワットプーやチャンパーサック王国時代の寺院群とともに、...
ナイナティブ‐とう【ナイナティブ島】
《Nainativu》スリランカ北部、ポーク海峡に浮かぶ島。北部州の州都ジャフナの西方沖合に位置する。同国におけるブッダが来訪した3か所のうちの一とされ、仏教徒の重要な巡礼地となっている。またシ...
ないてきたいけん【内的体験】
《原題、(フランス)L'expérience intérieur》バタイユによる哲学的散文。1943年刊。三部作「無神学大全」の第1部に当たる。主要部をなす第2章「刑苦」は1941年から翌年にか...
ナウマン‐ぞう【ナウマン象】
第四紀更新世後期に栄えたゾウの一種。中国から日本にかけての温帯地域に生息し、化石が日本各地から発見される。肩高約3メートル、牙は長さ約2メートルで湾曲し、前肢が太い。名はE=ナウマンにちなむ。
ドン‐ジュアン【Don Juan】
⇒ドン=ファン 《原題、(フランス)Dom Juan ou le Festin de pierre》モリエールによる散文喜劇。5幕。1665年初演。ドン=ファン伝説を題材とした作品。ドン=ジ...
なか‐の‐ころも【中の衣】
直衣(のうし)の下、単衣(ひとえぎぬ)の上に着る衣服。和歌では多く男女の「仲」にかけて用いる。「包むめる名やもり出でむ引き交はしかくほころぶる—に」〈源・紅葉賀〉
なおこ【菜穂子】
堀辰雄による唯一の長編小説。昭和9年(1934)から昭和16年(1941)にかけて「物語の女」(のちの「楡の家」第1部)、「目覚め」(同第2部)、「菜穂子」の3部を異なる三つの文芸誌に発表。部分...
どんどん‐ぶし【どんどん節】
明治末期から大正初期にかけて流行したはやり歌。あとに「アレワドンドン」などの囃子詞(はやしことば)がつくところからいう。