よさん‐せっしょう【予算折衝】
財務省が内示した予算原案に対して、各省庁がその内示で認められなかった予算要求分の復活を求めて行う折衝。復活折衝。
よ‐じしょう【余事象】
数学で、事象Aに対して、Aが起こらないという事象。
よなおし‐いっき【世直し一揆】
幕末から明治初年の世直しを標榜した農民一揆の総称。貧農や小作人層が中心となり、地主・高利貸しなどに対して、小作地・質地の返還、商人・高利貸しの特権排除、村役の罷免などを要求してうちこわしを行った。
よび‐な【呼(び)名】
1 物や人が普通に呼ばれている名。特に、正式の名前に対して平常呼ばれている名。通称。通り名。「親分の—で通っている男」 2 平安時代、宮中の女官を官名や国名などをつけて呼んだもの。紫式部・清少納...
よぼう‐いがく【予防医学】
病気の原因の除去および発病前の予防を目的とする医学の一分野。治療医学に対していう。→予防医療
よぼう‐こうきん【予防拘禁】
刑期満了後も改悛(かいしゅん)の情がないか、再犯のおそれがあると認められる者を、引き続き拘禁する制度。かつて治安維持法のもとで思想犯に対して採用された。
よみ‐て【読(み)手】
1 文章を読む人。また、読む役の人。「宣誓書の—」 2 歌ガルタで、読み札を読む役の人。取り手に対していう。 3 (「詠み手」とも書く)詩歌、俳句などの作者。また、詩歌の上手な作者。
よみ‐ほん【読本】
1 江戸時代の小説の一種。絵を主とした草双紙に対して、読むことを主体とした本の意。寛延・宝暦(1748〜1764)のころに上方(かみがた)に始まり、文化・文政期(1804〜1830)に江戸を中心...
よゆう‐は【余裕派】
初期の夏目漱石を中心とする写生文系統の作家、高浜虚子(たかはまきょし)・鈴木三重吉らの一派。現実に対して一定の距離を置く心の余裕を唱えた。写生派。→彽徊(ていかい)趣味
よわ‐ごし【弱腰】
[名]腰のいくらか細くなっている部分で、帯を締めるところ。「消えそうな—に、裾模様が軽(かろ)く靡(なび)いて」〈鏡花・眉かくしの霊〉 [名・形動]相手に対して向かっていく態度の弱気なこと。...