いけだ‐ずみ【池田炭】
兵庫県川西市の一庫(ひとくら)付近で作り、大阪府池田に出荷したクヌギの木炭。一庫炭。
うすたび‐が【薄手火蛾/薄足袋蛾】
ヤママユガ科のガ。翅(はね)の開張は雄が約8〜9センチ、雌が約8.5〜11.5センチ。雄は黄褐色、雌は黄色で、秋に発生。幼虫はクリ・クヌギ・ナラなどの葉を食害。繭は緑色で柄のついたかます形をし、...
あやめ‐の‐まくら【菖蒲の枕】
端午の節句の夜、邪気を払うまじないに、ショウブを薄紙に包み枕元に置くこと。また、その枕。《季 夏》「きぬぎぬにとくる—かな/青々」
おお‐むらさき【大紫】
1 (大紫蝶)タテハチョウ科で最大のチョウ。翅(はね)の開張9センチくらい。色は黒っぽく、雄では前翅に紫色の光沢があり、赤・白・黄色の斑紋が散在。クヌギなどの樹液に集まる。幼虫はエノキの葉を食べ...
えだ‐ずみ【枝炭】
茶道で、ツツジ・クヌギの小枝を焼いて作った細い炭。火つきがよい。胡粉(ごふん)を塗ったものを白炭(しろずみ)、塗らないものを山色(やまいろ)という。横山炭。《季 冬》「—の白粉(おしろい)ぬりて...
おとし‐ぶみ【落(と)し文/落(と)し書】
1 政治批判など公然とは言えないことを書いて、人目につきやすい所に落としておく文書。落書(らくしょ)。 2 甲虫目オトシブミ科の昆虫の総称。小形でゾウムシに似るが、首が長い。体色は黒・赤などで光...
かた‐ぬぎ【肩脱ぎ】
1 着物の上半身の部分を脱ぐこと。また、その状態。はだぬぎ。「—になる」 2 平安時代、節会(せちえ)などの席で、袍(ほう)の肩を脱いでくつろぐこと。 3 能装束の着方の一。上衣の法被(はっぴ)...
かた‐ぎ【堅木】
1 クヌギ・ナラ・カシ・ケヤキなど、質の堅い木材。 2 アカガシの別名。
かたし【片し/片足】
《「かたあし(片足)」の音変化》 1 二つあるもののうちの一つ。片方。「薩摩下駄の—も投散されたる中に」〈紅葉・金色夜叉〉 2 一方の足。片足(かたあし)。「お里は踏脱(くつぬぎ)へ—おろして」...
かく‐と【殻斗】
ナラ・クヌギ・シイ・クリなどブナ科植物の、実の一部または全部を覆う椀(わん)状・まり状のもの。ドングリのお椀、クリのいがなどで、総苞(そうほう)の変形したもの。これをもつ果実を殻斗果、ブナ科を殻...