しつ【嫉】
[常用漢字] [音]シツ(漢) [訓]ねたむ そねむ ねたむ。そねむ。「嫉視・嫉妬(しっと)」
と【妬】
[常用漢字] [音]ト(漢) [訓]ねたむ やく そねむ やきもちをやく。ねたむ。「妬心/嫉妬」
ねた・む【妬む/嫉む】
[動マ五(四)] 1 他人が自分よりすぐれている状態をうらやましく思って憎む。ねたましく思う。そねむ。「同僚の昇進を—・む」 2 男女間のことで嫉妬(しっと)する。やきもちをやく。「妻—・める気...
うわなり‐ねたみ【後妻嫉妬】
前妻(こなみ)が後妻(うわなり)をねたむこと。また、広く女どうしの嫉妬をもいう。「その神の嫡后(おほきさき)須勢理毘売命(すせりびめのみこと)、いたく—し給ひき」〈記・上〉
やっか・む
[動マ五(四)](主に関東地方で)うらやむ。ねたむ。「人の成功を—・む」
さい【猜】
[音]サイ(呉)(漢) [訓]そねむ そねむ。ねたむ。うたがう。「猜忌・猜疑」
そね・む【嫉む/妬む】
[動マ五(四)]他人の幸せや長所をうらやみねたむ。嫉妬(しっと)する。「人の才能を—・む」 →妬(ねた)む[用法]
しっ‐と【嫉妬】
[名](スル) 1 自分よりすぐれている人をうらやみねたむこと。「他人の出世を—する」 2 自分の愛する者の愛情が、他の人に向けられるのを恨み憎むこと。やきもち。悋気(りんき)。「夫の浮気相手に...
と‐しん【妬心】
ねたむこころ。嫉妬心(しっとしん)。
へんねし
《「へんねじ」とも》ねたむこと。嫉妬。「外の船頭共が—にて様々の噂をする」〈伎・桑名屋徳蔵〉