はこぶねさくらまる【方舟さくら丸】
安部公房の長編小説。昭和59年(1984)刊。地下採石場跡の洞窟に核シェルターを作った男の悲喜劇を描く。
はこべ【繁縷/蘩蔞】
ナデシコ科の越年草。道端などに生え、高さ10〜30センチ。茎は斜め上に伸び、緑色で柔らかく、卵形の葉が対生する。春から夏にかけ、多数の白い花をつける。花びらは5枚で、深く二つに裂ける。春の七草の...
はこべ‐じお【繁縷塩】
ハコベを炒(い)って塩を入れ、粉末にしたもの。歯を磨くのに用いた。
はこべら【繁縷/蘩蔞】
ハコベの別名。《季 春》
はこ‐べん【箱弁】
箱形の器に詰めた弁当。
は‐こぼれ【刃毀れ】
[名](スル)刀・包丁などの刃が欠けること。また、その部分。「包丁が—する」
はこ‐まくら【箱枕】
箱形の台の上に、小さなくくり枕をつけたもの。
はこ‐まわし【箱回し】
1 「箱屋2」に同じ。「大阪の—や遊女(こども)の男衆は」〈近松秋江・別れたる妻に送る手紙〉 2 操り人形の一種で、首に箱をつるし、その上で小さな人形を操るもの。また、その人。傀儡師(かいらいし)。
はこ‐みや【箱宮】
神棚に飾る、社殿の模型。
はこ‐むしぶろ【箱蒸(し)風呂】
蒸し風呂の一。蒸気で満ちた木箱の中の椅子に座り、箱の上面にあいた穴から頭部を出した状態で温まる。秋田県の後生掛(ごしょうがけ)温泉のものが有名。