はた‐もち【旗持(ち)】
旗を持つ役目。旗手(きしゅ)。
はた‐もと【旗本】
1 戦場で大将のいる本陣。本営。 2 大将に直属し、本陣を守る役目の武士。幕下(ばっか)。麾下(きか)。旗下(きか)。 3 江戸時代、将軍家直参(じきさん)で、1万石未満、御目見(おめみえ)以上...
はたもとたいくつおとこ【旗本退屈男】
佐々木味津三の作品。直参(じきさん)旗本、早乙女主水之介(さおとめもんどのすけ)を主人公とする一連の時代小説。昭和4年(1929)から「文芸倶楽部」誌に連載。全11話。昭和5年(1930)の古海...
はたもと‐やっこ【旗本奴】
江戸前期、徒党を組んで江戸市中をのし歩いた旗本の青年武士。大小神祇(じんぎ)組・白柄(しらつか)組・六方(ろっぽう)組が有名。→町奴(まちやっこ)
はた‐もの【畑物】
畑でとれる作物。はたけもの。
はた‐もの【機物】
1 布を織る道具。はた。「—の踏み木(ぎ)持ち行きて天の川打橋渡す君が来むため」〈万・二〇六二〉 2 機で織った物。織物。「かにかくに人は言ふとも織り継がむ我が—の白き麻衣」〈万・一二九八〉 3...
将(はた)や
「はた3」を強めていう語。「み吉野の山のあらしの寒けくに—今夜も我(あ)がひとり寝む」〈万・七四〉
はた‐や【機屋】
1 機を織る建物。はたどの。 2 機を織るのを職業とする家。また、その人。織り屋。
将(はた)やはた
「はたや」を強めていう語。「痩す痩すも生けらばあらむを—鰻を捕ると川に流るな」〈万・三八五四〉
働(はたら)かざる者(もの)食(く)うべからず
怠けて働こうとしない人は、食べてはならない。徒食をいましめる言葉。