あえ‐な・い【敢え無い】
[形][文]あへな・し[ク] 1 もろく、はかない。あっけない。「—・い最期を遂げる」「—・く負ける」 2 どうしようもない。しかたがない。「みづから額髪(ひたひがみ)をかきさぐりて、—・く心細...
を‐や
[連語] 《格助詞「を」+係助詞「や」》疑問を表す。…を…(だろう)か。「水の落ち足(=水ガ引キハジメルノ)—待つべき」〈平家・九〉 《間投助詞「を」+間投助詞「や」》 1 (活用語の連体形...
ひ‐ぶろ【日風呂】
毎日入浴すること。→日髪(ひがみ)日風呂
ひがみ‐こんじょう【僻み根性】
ひがみっぽい性質。素直でない性質。
へき【僻】
[音]ヘキ(漢) [訓]ひがむ 1 本筋からずれて、正しくない。一方に偏する。「僻見・僻説・僻論」 2 場所が中央から離れている。「僻遠・僻陬(へきすう)・僻村・僻地」 [難読]僻耳(ひがみみ)...
世(よ)下(くだ)・る
1 後世になる。「—・りて後、唐土(もろこし)にも日の本にも」〈増鏡・新島守〉 2 末世(まっせ)になる。「今は—・りて、他の一寸のゆがみはとがめて、おのれが一尺のひがみは見えず」〈父の終焉日記〉
みず‐がみなり【水雷/水神鳴り】
落ちても火を出さない雷。また、雨を伴う雷。⇔火雷(ひがみなり)。
かしがまし・い【囂しい】
[形][文]かしがま・し[シク]《中世までは「かしかまし」》 1 人声や物音がうるさく感じられる。やかましい。騒々しい。「雨蛙の啼くのが前よりも繁く、—・く聞える」〈谷崎・蓼喰ふ虫〉 2 口うる...