ひら‐づくり【平作り/平造り】
1 耕地を平らにならし、畝(うね)を作らないで、作物を栽培すること。 2 日本刀の造り込みの一。鎬(しのぎ)と横手がなく、峰から刃先までが平らなもの。 3 刺身の作り方の一。魚肉のさくに包丁を直...
ひら‐づけ【平付け/平着け】
1 (平付け)連歌・連句で、前句に趣向を凝らさずにつける付け方。 2 ある場所や物に乗り物を直接につけること。じかづけ。「船—につけ、ふみかたぶけて馬おろさんとせば」〈平家・一一〉
ひら‐づつみ【平包み/平裹み】
物を包むための正方形の布地。袱紗(ふくさ)、風呂敷など。「—どうどおろして休みける」〈浄・卯月の潤色〉
ひら‐づみ【平積み】
[名](スル)書店で、本や雑誌の表紙を上にして、台に積み上げて陳列する売り方。
ひら‐づめ【平爪/扁爪】
霊長類にみられる爪。背側に堅く平たい爪板があり、付け根の爪床から作り出され、角質化の進んでいない部分が白い半月状をしている。鉤爪(かぎづめ)から変化したもの。
ひら‐づめ【平詰め】
常時当直で、非番のないこと。常詰め。「—ノ身デマイラレナイ」〈和英語林集成〉
ひら‐づら【平面】
幅が広く平たい顔。「—なる法師の、太りたるが」〈宇治拾遺・九〉