ひらめ
《原題、(ドイツ)Der Butt》ドイツの小説家、グラスの長編小説。1977年刊行。グリム童話をモチーフに、石器時代以降の世界の歴史を、調理人の女性たちを通じて描く。
ひら‐め【平め/平目】
[名・形動ナリ] 1 比較的平たいこと。また、そのさま。「—なる皿の中に」〈滑・膝栗毛・五〉 2 平板であること。また、そのさま。「我が分際より言葉をも—に人に使ひ」〈仮・他我身の上・一〉
ひら‐め【平目/比目魚/鮃】
1 カレイ目ヒラメ科の海水魚。全長約80センチ。体は長楕円形で側扁(そくへん)が著しく、両眼が頭部の左側に集まっており、砂泥底に横たわる。有眼側は暗褐色に黒褐色と白色の斑紋が散在し、無眼側は白色...
ひら‐めか・す【閃かす】
[動サ五(四)] 1 一瞬きらりと光らせる。「やいばを—・す」 2 ひらひらとひるがえす。「扇を—・す」 3 才能などをちらりと見せる。「知性を—・す」
ひら‐めか・す【平めかす】
[動サ四]平たくする。たいらにする。「墨の片つ方にしどけなく磨(す)り—・し」〈春曙抄本枕・二〇二〉
ひら‐めき【閃き】
1 一瞬するどく光ること。「ストロボの—」 2 ひらひらと揺れ動くこと。「旗の—」 3 すばらしい考えなどが瞬間的に思い浮かぶこと。直感的な鋭さ。「天才的な—のある作品」
ひらめ‐きん【平目筋】
下腿(かたい)後部にある下腿三頭筋の一部。腓腹筋(ひふくきん)の深層に位置し、下方で合してアキレス腱となる。
ひら‐め・く【閃く】
[動カ五(四)] 1 一瞬するどく光る。きらめく。「雷光が—・く」 2 旗などがひらひらと揺れ動く。また、火が揺れ動く。「万国旗が—・く」「風で炎が—・く」 3 考えや思いが瞬間的に思い浮かぶ。...
ひらめ‐じ【平目地】
蒔絵(まきえ)の地蒔きの一。平目粉をまき、透き漆を塗って研ぎ出したもの。
ひらめ‐ふん【平目粉】
金・銀・錫(すず)などの鑢粉(やすりふん)をたいらに薄く延ばし、大小にふるい分けたもの。