ホラサーン【Khurāsān】
《太陽の昇る国の意》イラン東部からヒンズークシ山脈以南に至る地方名。中央アジアとイランを結ぶ要地で、アレクサンドロス大王に征服されて以来、数々の国の領土となった。現在はイラン・アフガニスタン・ト...
ボグラ【Bogra】
バングラデシュ北西部の都市。首都ダッカの北西約165キロメートル、ジャムナ川の支流カラトヤ川沿いに位置する。紀元前3世紀にはヒンズー王朝のパンドラ朝の都が置かれ、同国有数の古都として知られる。周...
マイメンシン【Mymensingh】
バングラデシュ北部の都市。首都ダッカの北約120キロメートル、ブラマプトラ川旧流沿いに位置する。英国統治時代の旧称ナシラーバード。古くからアッサム地方の中心地の一つであり、交通の要地、また物資の...
ベンガルぶんかつ‐れい【ベンガル分割令】
1905年、イギリスのインド総督カーゾンが発した法令。反英民族運動を分裂させる目的で、ベンガル州をイスラム教徒多住地域とヒンズー教徒多住地域とに二分したが、かえって反英闘争を激化させ、1911年...
マッタンチェリー‐きゅうでん【マッタンチェリー宮殿】
《Mattancherry Palace》インド南部、ケララ州の都市コーチのマッタンチェリー地区にある宮殿。16世紀半ば、コーチ藩王のために建造され、のちにオランダ総督が居住したためダッチパレス...
マトゥラ【Mathura】
インド北部、ウッタルプラデシュ州の都市。デリーの南約145キロメートル、ジャムナ川沿いに位置する。古代に仏教が栄え、クシャン朝からグプタ朝時代にかけて仏像制作の盛期を迎えた。ビシュヌ神の化身クリ...
マッタンチェリー【Mattancherry】
インド南部、ケララ州の都市コーチの一地区。人工島ウィリンドン島の西側、アラビア海に面し、北に延びる半島の先端部に位置する。コーチ藩王のためのマッタンチェリー宮殿が置かれ、インド人、ユダヤ人、イス...
マジャパヒト‐ちょう【マジャパヒト朝】
《Majapahit》13世紀末から16世紀初頭まで、インドネシアのジャワを中心に存続したヒンズー教王朝。シンガサーリ朝の王族ラーデン=ビジャヤが、元の侵略を撃退して建国。首都はマジャパヒト。1...
べんざい‐てん【弁才天/弁財天/辯才天/辨財天】
《(梵)Sarasvatiの訳》インド神話で、河川の女神。音楽・弁舌・財福・智慧の徳があり、吉祥天とともに信仰された。仏教・ヒンズー教に取り入れられ、ふつう琵琶(びわ)を弾く天女の姿で表される。...
ベルール【Belur】
インド南部、カルナータカ州の町。12世紀前半から14世紀前半にかけて同州南部を支配した、ホイサラ朝の都が一時置かれた。12世紀前半、ホイサラ朝の創始者ビッティガ(ビシュヌバルダーナ)王が戦勝記念...