バシリスク【basilisk】
イグアナ科に属するトカゲ。メキシコから中央アメリカの熱帯に数種がいる。全長60〜80センチほどで、外敵に襲われたときなどには、よく発達した後肢(あとあし)で水面上を走る。
ばち‐めん【撥面】
琵琶の胴の中ほど、撥の当たるところに横長に張られた革。撥皮。
ばつ‐ぐん【抜群】
《古くは「ばっくん」》 [名・形動] 1 多くの中で、特にすぐれていること。ぬきんでていること。また、そのさま。「—な(の)成績をおさめる」 2 程度が大きいこと。また、そのさま。「先の関をば...
ばつざん‐がいせい【抜山蓋世】
《「史記」項羽本紀から》山を抜き取るほどの力と、世をおおいつくすほどの気力があること。英雄豪傑の力と意気の形容。力(ちから)山を抜き気は山を蓋(おお)う。
バニシング‐スプレー【vanishing spray】
《vanishingは消失の意》サッカーで、主審が一時的に白線を引くために用いるスプレー。多くはフリーキックの際に、ボールを置いた位置から約9.15メートル(10ヤード)の地点に引き、守備側の選...
バベル‐の‐とう【バベルの塔】
《Babelは聖書の地名シナルの古都》旧約聖書の創世記にある伝説上の塔。ノアの大洪水ののち、人類がバビロンに天に達するほどの高塔を建てようとしたのを神が怒り、それまで一つであった人間の言葉を混乱...
ばらり
[副] 1 まとまっていたものが、ばらばらになって落ちるさま。綴(と)じ糸などが切れて、ばらばらになるさま。「器の豆が—と床にこぼれる」「結っていた髪が—とほどける」 2 紙が綴じ目などから破れ...
ばり【張り】
[接尾] 1 人数を表す語の下に付いて、その人数によって弓の弦が張られるという意を表す。多い人数で張る弓ほど強い弓ということになる。「十人—の弓」 2 名詞や人名を表す語の下に付いて、それに似て...
ばん‐ぎんが【伴銀河】
より大きな銀河の周囲をまわる小さな銀河。親銀河と呼ばれる大きな銀河に、重力によって引きつけられ、その周囲を公転する。我々の銀河系にも大マゼラン雲、小マゼラン雲をはじめ、大小30個ほどの伴銀河が見...
ばん‐こく【万斛】
《「斛」は石(こく)の意で、10斗》はかりきれないほど多い分量。「—の涙を注ぐ」