ぼくでん‐りゅう【卜伝流】
⇒新当流(しんとうりゅう)
ぼく‐とう【木刀】
カシ・ビワなどの木を刀の形に削った棒。多く剣術の稽古用。木太刀(きだち)。木剣。
ぼく‐とう【幞頭】
律令制で、朝服に用いたかぶり物。中国唐代に士大夫などが着用した頭巾(ずきん)を模したもの。
ぼく‐とう【濹東/墨東】
東京都墨田区の一帯。隅田川中流の東岸地域。
ぼくとう‐が【木蠹蛾】
ボクトウガ科の昆虫。翅(はね)の開張約5センチ。体は白く、翅に黒点が散在し、腹に黒色横帯がある。灯火に集まる。幼虫はナラ・クヌギなどの幹にトンネルを掘ってすむ。
ぼくとうきだん【濹東綺譚】
永井荷風の小説。昭和12年(1937)発表。作家の「わたくし」こと大江匡(おおえただす)と玉の井の娼婦お雪との交情を淡々と描く。
ぼく‐とつ【木訥/朴訥】
[名・形動]質朴で訥弁であること。かざりけがなく、口数が少ないこと。また、そのさま。「—な人柄」 [派生]ぼくとつさ[名]
ぼく‐どう【牧童】
放牧の牛馬などの番や世話をする子供。また、牧場で家畜の世話をする者。
ぼくどうのふえ【牧童の笛】
⇒エオリアンハープ
ぼく‐にょう【攴繞/攵繞】
漢字の繞(にょう)の一。「放」「敲(こう)」などの「攵」や「攴」の称。とまた。