けんろう‐じしん【堅牢地神】
大地をつかさどる神。万物を支えて堅牢であるところからいう。地天(じてん)。「喚(をめ)き叫ぶ声梵天までも聞え、—も驚くらんとぞ覚えける」〈平家・一〉
こ【固】
［音］コ（漢） ［訓］かためる かたまる かたい もとより ［学習漢字］4年 １ がっちりかたまって動かない。かたい。かたまる。「固形・固体・固定／強固・凝固・堅固(けんご)」 ２ あくまでも。...
言(げん)を俟(ま)た◦ない
改めて言うまでもない。もちろんである。「事実そうであることは—◦ない」 [補説]「言葉を俟たない」とするのは誤り。
君父(くんぷ)の讐(あだ)は倶(とも)に天(てん)を戴(いただ)かず
《「礼記」曲礼上から》君父（主君と父親）の敵とは、一緒に同じ空の下に生きることはせず、あくまでも報復する。
け‐ねん【懸念】
［名］(スル) １ 気にかかって不安に思うこと。「安全性に—を抱く」「先行きを—する」 ２ 仏語。一つのことに心を集中させること。 ３ 執着すること。執念。「かやうの者までも皇居に—をなしけるに...
ぐじ‐ぐじ
［副］(スル)物言いや態度などがはっきりしないさま。「いつまでも—（と）不平を言う」
くい‐さが・る【食（い）下（が）る】
［動ラ五（四）］ １ 食いついてぶら下がる。食いついて離れないでいる。「尻尾には最前の黒いものが…—・って居る」〈漱石・吾輩は猫である〉 ２ 強い相手に粘り強く立ち向かい、どこまでも争う。粘り強...
こう‐こう【行行】
［形動タリ］しだいに進んでいくさま。また、どこまでも歩いていくさま。「—として重ねて—たり」〈海道記・序〉
きまり‐き・る【決（ま）り切る】
［動ラ五（四）］（多く「きまりきって」「きまりきった」の形で用いる） １ 当然のことになっている。言うまでもなくはっきりしている。「そんな—・ったことを聞くな」 ２ いつも同じで型にはまっている...
きが‐ゆしゅつ【飢餓輸出】
外貨を獲得するために、国内の消費を切りつめて輸入を抑制する一方、国民の生活必要物資までも輸出すること。
