みんぞく‐けい【民族系】
その国またはその民族によるものであること。「—の自動車メーカー」「—資本」
みんぞく‐げいのう【民俗芸能】
民間の風俗・習慣・信仰に根ざして伝承されてきた芸能。祭礼・法会などに伴うものが多い。郷土芸能。
みんぞく‐こっか【民族国家】
歴史的、文化的に形成された、民族を基盤としてつくられた近代国家。国民国家。
みんぞく‐ごい【民俗語彙】
民俗事象を表示する語彙。民俗資料の収集に際しては、特に名詞・形容詞が重視される。
みんぞく‐し【民族誌】
特定の民族集団の文化・社会・環境など生きている世界についての具体的な記述。エスノグラフィー。
みんぞく‐しほん【民族資本】
植民地・半植民地・従属国で、外国資本に対抗するその民族の資本。
みんぞく‐しゅうきょう【民族宗教】
特定の民族によってのみ担われる宗教。その民族の伝統や習慣と深く結びついて成立・存続する。ユダヤ民族のユダヤ教、日本の神道など。→世界宗教
みんぞく‐しゅぎ【民族主義】
1 民族の存在・独立や利益また優越性を、確保または増進しようとする思想および運動。その極端な形は国家主義とよばれる。ナショナリズム。 2 孫文が唱えた三民主義の一。→三民主義
みんぞくじけつ‐しゅぎ【民族自決主義】
各民族は、その政治体制や帰属をみずからの意志で決定する権利をもち、他の民族や国家による干渉を認めないとする思想や運動。第一次大戦後、アメリカのウィルソン大統領が提唱。第二次大戦後は植民地独立運動...
みんぞく‐じょうか【民族浄化】
《ethnic cleansingの訳語》複数の民族が住む地域で、特定の民族集団が武力を用いて他の民族集団を虐殺・迫害・追放して排除すること。民族の純粋化。エスニッククレンジング。 [補説]19...