えんとう‐はにわ【円筒埴輪】
土管に似た円筒形で、外側に数本の突起した帯をめぐらせた埴輪。高さ60〜100センチ。墳丘上に垣根のように同心円状にめぐらせた。
ねん‐りょ【念慮】
1 あれこれと思いめぐらすこと。また、その思い。思慮。「名利をむさぼらんとするの—は全く消え」〈藤村・春〉 2 仏語。凡夫の浅い智慧であれこれと思いめぐらすこと。また、その思い。
ど‐い【土居】
1 土を積み上げてつくった堤(つつみ)。土手。 2 城の周囲にめぐらした土の垣。 3 中世、屋敷や集落の周囲に防御のためにめぐらした土塁。転じて、土豪の屋敷をさす。堀の内。 4 建物や家具などの...
た‐ばか・る【謀る】
[動ラ五(四)] 1 計略をめぐらしてだます。たぶらかす。「敵を—・る」 2 計画・方法などを思いめぐらす。工夫する。「子安貝とらむと思しめさば—・り申さむ」〈竹取〉 3 相談する。「いかがすべ...
はしら‐か・す【走らかす】
[動サ四] 1 走るようにする。走らせる。「男(をのこ)どもあまた—・したれば」〈徒然・八七〉 2 耳目が働くようにする。「いいかげんに空耳を—・せえ」〈人・梅児誉美・後〉 3 屏風(びょうぶ)...
頭(あたま)を捻(ひね)・る
1 いろいろと思いをめぐらす。工夫する。「試験問題の作成に—・る」 2 疑問に思う。首をひねる。「高すぎる見積もりの数字に—・る」
ロクブリュヌ‐カップ‐マルタン【Roquebrune-Cap-Martin】
フランス南東部、アルプ‐マリチーム県、モナコとマントンの中間に位置する町。中世、異教徒からの攻撃を防ぐために、急峻(きゅうしゅん)な岩山や丘の上に城壁をめぐらして築いた「鷲(わし)の巣村」の一。...
けん‐とう【圏套】
1 鳥や獣を捕らえるわな。また、策をめぐらすこと。 2 縄張りのうち。勢力圏内。「学術の事は、務めて俗流を支配する官等位階の—を脱せしむるに如かず」〈雪嶺・偽悪醜日本人〉
けん‐ぼう【権謀】
臨機応変のはかりごと。「—をめぐらす」
けん【絢】
[人名用漢字] [音]ケン(呉)(漢) [訓]あや 色糸をめぐらした模様。また、きらびやかで美しい。「絢爛(けんらん)」 [名のり]じゅん