かわら‐ばん【瓦版】
江戸時代、天災地変・火事・心中などの事件を速報記事にして街頭で売り歩いた印刷物。ふつう半紙一枚刷り。原版として木版が残るが、もとは粘土に文字や絵を彫り、瓦のように焼いて作ったという。読み売り。
かん【寛】
[常用漢字] [音]カン(クヮン)(呉)(漢) [訓]ひろい ゆるやか くつろぐ 1 スペースがゆったりと広い。「寛闊(かんかつ)/褐寛博(かつかんぱく)」 2 気持ちにゆとりがある。心が広い。...
かん【干】
[音]カン(呉)(漢) [訓]ほす ひる たて [学習漢字]6年 1 水がひく。水をひかす。ほす。「干魚・干拓・干潮・干満」 2 (「旱(かん)」の代用字)日照り。「干害・干天」 3 武器の一。...
かん【幹】
[音]カン(呉)(漢) [訓]みき [学習漢字]5年 1 木のみき。「樹幹」 2 物事の中心となる部分。「幹線・幹部/基幹・躯幹(くかん)・語幹・根幹」 3 中心となって取りしきる。「幹事/主幹...
かん【翰】
[音]カン(漢) 1 羽毛でつくった筆。「翰墨」 2 書いたもの。文章。手紙。「貴翰・書翰・尊翰・来翰」 3 学問。学者。「翰林」 4 太い柱。守りとなるもの。「藩翰」 [名のり]おと・たか・な...
かんい‐せいめいひょう【簡易生命表】
生命表の一つ。厚生労働省が、人口推計による人口や人口動態統計による死亡・出生の概数をもとに毎年作成するもので、完全生命表とともに国の基幹統計に指定されている。→生命表
かんえつ‐てんこ【簡閲点呼】
もと陸海軍で、予備役・後備役の下士官・兵や補充兵を召集して行った点呼。
かんか‐いん【感化院】
もと、非行少年や非行少女の保護・教化の目的で設けられた施設。少年教護院・教護院を経て、現在は児童自立支援施設と改称。
かんか‐けい【寒霞渓】
香川県の小豆(しょうど)島にある、奇岩と紅葉の景勝地。星ヶ城山の西方に位置する。もとは鉤掛(かぎかけ)山・神懸(かんがけ)山とよばれたが、明治初期に詩人の藤沢南岳がこの字を当てた。
かん‐がく【漢学】
1 日本で、中国の古典をもとに中国思想や詩文を研究する学問。国学・洋学に対していう。 2 中国で、漢代の訓詁学(くんこがく)、また、それに基づく清代の考証学をいう。