もの‐こいし・い【物恋しい】
[形][文]ものこひ・し[シク]なんとなく恋しい。「どことはなく—・いような心持がする」〈三重吉・桑の実〉
もの‐こころぼそ・し【物心細し】
[形ク]なんとなく心細い。「—・く、例ならぬ心地なむするを」〈源・薄雲〉
も‐の‐こし【裳の腰】
裳の紐(ひも)。裳の腰に付いている飾りの紐。大腰・小腰・引腰(ひきごし)・懸帯(かけおび)など。「萌黄(もえぎ)の—」〈栄花・歌合〉
モノコック【monocoque】
自動車・航空機胴体などで、外殻部材全体で荷重を受けるもの。一体構造。
モノコック‐ボディー【monocoque body】
自動車で、フレームがなく、それ自体で外力を受けもつ構造の車体。フレームレスボディー。単体構造車体。
モノコード【monochord】
両端を固定して1本の弦を張った単弦器。振動を利用して楽器として、あるいは音の実験に用いる。
もの‐ごい【物乞い】
[名](スル)他人に物を恵んでくれるように頼むこと。また、その人。乞食(こじき)。
もの‐ごころ【物心】
世の中の物事や人間の感情などについて理解できる心。分別。「—が付く」
物心(ものごころ)が付(つ)・く
幼児期を過ぎて、世の中のいろいろなことがなんとなくわかりはじめる。「—・くころからピアノを習っている」
もの‐ごし【物越し】
間に物を隔てていること。物を隔てて何かをすること。「—に話をする」