もの‐と・う【物問ふ】
[動ハ四]うらなう。「おびただしき物のさとしどもあれば、—・はせ給ふに」〈狭衣・二〉
もの‐とがめ【物咎め】
気にすること。とがめだてをすること。「—する犬の声絶えず」〈源・浮舟〉
モノトナス【monotonous】
[形動]単調であるさま。一本調子で、変化に乏しいさま。「—な響き」
物(もの)ともせず
問題にもしない。なんとも思わない。「周囲の反対を—ひたすら意志を通した」
もの‐とり【物取り】
他人の物を盗み取ること。また、その人。泥棒。「—に入られる」
モノトーン【monotone】
[名・形動] 1 単調であること。また、そのさま。一本調子。「—なリズムの音楽」 2 単一色の濃淡・明暗で表現すること。
モノトーン‐ルック【monotone look】
黒・白・灰色などの無彩色だけで構成されたスタイルのこと。
もの‐どお・し【物遠し】
[形ク] 1 遠い。遠く離れている。「かやうの人も、おのづから—・からで、ほの見奉る」〈源・須磨〉 2 よそよそしい。「いと静かに、—・きさましておはするに」〈源・紅葉賀〉
もの‐ども【者共】
[代]二人称の人代名詞。目下の者に呼びかける語。おまえたち。そのほうども。「—、油断するな」 [名]多くの人たち。人々。「内教坊、内侍所のほどに、かかる—あるはやと、をかし」〈源・末摘花〉
モノドラマ【monodrama】
ただ一人の俳優が演じる芝居。また、一人の人物の心理的変化を象徴的に表現する劇。一人芝居。独演劇。