やみら‐みっちゃ
[名・形動]むちゃくちゃであること。むやみやたらであること。また、そのさま。「烏夜玉(うばたま)の—な小説ができしぞやと」〈二葉亭・浮雲〉
やみ‐と【闇と】
[副]むやみに。やたらに。「—ぶんのめすから」〈滑・浮世床・初〉
もう‐しゃ【盲射】
[名](スル)むやみやたらに射撃すること。「機銃で—する」
めった‐むしょう【滅多無性】
[形動][文][ナリ]「めったやたら」に同じ。「跣足(はだし)のままで、—に進んだ」〈宙外・独行〉
顰(ひそ)みに倣(なら)・う
《「荘子」天運から》善し悪しも考えずに、やたらに人のまねをする。また、他人にならって物事をするのを謙遜していう言葉。「先人の—・う」→西施(せいし)の顰みに倣う [補説]「顰みに習う」と書くのは誤り。
へし【圧し】
[名]《動詞「へ(圧)す」の連用形から》 1 圧力を加えること。押すこと。また、おもし。 2 手加工用鍛造工具の一。熱した金属に当ててハンマーでたたき、平らにならしたり、穴をあけたりするのに用...
べた‐べた
[副](スル) 1 物が粘りつくさま。「汗でシャツが—(と)くっつく」 2 機嫌をとったり、甘えてまといついたりするさま。「人前で男女が—(と)する」 3 一面に塗りつけるさま。「おしろいを—...
へい‐こら
[副](スル)相手の機嫌をとろうとして、やたらに頭を下げたり言いなりになったりするさま。「上役に—する」
みだり【乱り/妄り/猥り/濫り/漫り】
[形動][文][ナリ]《五段活用動詞「みだ(乱)る」の連用形から》 1 秩序を無視するさま。自分勝手であるさま。「—に高山植物を採取する」 2 軽率に、また、度を過ごして物事をするさま。むやみや...
べん‐べん【便便】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 何もせずにいたずらに時を過ごすさま。「—と日を送る」 2 だらだらとやたらに長いさま。「何時迄も、—と喋舌(しゃべ)っているのは」〈漱石・道草〉 3 太って腹...