よう‐しゅう【揚州】
古代中国の行政区画、禹の九州の一。現在の江蘇・安徽(あんき)の両省と、江西・浙江(せっこう)・福建各省の一部にあたる。 中国江蘇省中西部の河港都市。揚子江に連絡する大運河沿いにあり、古くから...
よう‐しゅう【雍州】
古代中国の行政区画、禹の九州の一。現在の陝西(せんせい)・甘粛省にあたる。
ようしゅうくんぷう【揚州薫風】
日本画家、東山魁夷が描いた障壁画。唐招提寺御影堂(みえいどう)の松の間を飾る。鑑真の生まれ故郷である中国揚州の風景を墨一色で描いたもの。昭和55年(1980)に「桂林月宵(けいりんげっしょう)」...
よう‐じゅす【洋繻子】
光沢のある高級な綿繻子。もとは外国製の綿ベネシャンをいった。
ようしゅ‐ちょうせんあさがお【洋種朝鮮朝顔】
ナス科の一年草。高さ1〜2メートル。茎は紫色を帯び、葉は卵形で縁に鋭いぎざぎざがある。夏、淡紫色の漏斗状の花を開く。実は卵形で鋭いとげが密生し、熟すと四つに裂ける。中の種子は黒褐色。葉や種子に猛...
ようしゅ‐やまごぼう【洋種山牛蒡】
ヤマゴボウ科の多年草。高さ1〜2メートル。茎は太くて紅紫色を帯び、上方で分枝する。葉は長楕円形。夏から秋、紅色を帯びた白い花を総状につけ、果穂は垂れる。実はやや丸く、赤紫色。実と根は猛毒。北アメ...
よう‐しゅん【陽春】
1 陽気のみちた暖かい春。「—の候」 2 陰暦正月の異称。
よう‐しょ【用所/用処】
《「ようじょ」とも》 1 用いる場所。使いみち。 2 なすべき事柄。用事。「—あって都へ上る」〈虎明狂・二人大名〉 3 (「要処」とも書く)便所。「せせなぎの傍に立ち寄り、小便の—をたし」〈甲陽...
よう‐しょ【洋書】
西洋の書籍。西洋で出版された書物。洋本。⇔和書。
よう‐しょ【要所/要処】
1 重要な地点・場所。「—に配置する」「戦略上の—」 2 大切な箇所。「—を押さえた報告書」