よき【斧】
小形のおの。ちょうな。「材(き)を釿(はつ)る—の音」〈露伴・五重塔〉
よき【雪】
「ゆき」の上代東国方言。「上野(かみつけの)伊香保の嶺(ね)ろに降ろ—の行き過ぎかてぬ妹(いも)が家のあたり」〈万・三四二三〉
よ‐き【予期】
[名](スル)前もって期待すること。「—に反する」「—した以上の成果」 →予想[用法]
よき‐こと‐きく【斧琴菊】
斧(よき)・琴・菊の模様を染め出して、「善き事を聞く」の意を寓した謎(なぞ)染め。
よきサマリアびと‐ほう【良きサマリア人法】
負傷者を救助した際に、結果的に負傷者が死亡または悪化したとしても、救助者に重大な過失がない限り、その責任を問わないとする法律の総称。 [補説]名称は、新約聖書ルカ伝にある、けがをした旅人を介抱す...
よきせいふのぐうい【善き政府の寓意】
《原題、(イタリア)Allegoria del Buon Governo》⇒善政の寓意
よきせんゆう【良き戦友】
《原題、(ドイツ)Der gute Kamerad》ウーラントの詩。1809年発表。後にジルヒャーが曲をつけたものは、ドイツ唱歌として親しまれている。
よきひつじかい‐の‐きょうかい【善き羊飼いの教会】
《Church of the Good Shepherd》ニュージーランド南島中央部のテカポ湖畔にある教会。1935年に入植者が周辺の石をつかって建造。祭壇の窓越しに湖とサザンアルプスを一望できる。
よき‐みち【避き道/避き路】
人目や障害をさけて通る道。「岡崎の廻(た)みたる道を人な通ひそありつつも君が来まさむ—にせむ」〈万・二三六三〉
よ‐きょう【余興】
1 宴会などで、興をそえるために行う演芸。 2 興があとまで残ること。「—尽きざるによりて、今一日御逗留あるべきよしを申さるるを」〈十訓抄・一〉