しかつめ‐らし・い【鹿爪らしい】
[形][文]しかつめら・し[シク]《「しかつべらしい」の音変化。「鹿爪」は当て字》まじめくさっていて堅苦しい。もっともらしい。「—・い顔をする」「—・いあいさつ」 [派生]しかつめらしげ[形動]...
しが‐な・い
[形][文]しがな・し[ク]《「さがない」の音変化という》 1 取るに足りない。つまらない。「—・い職業」 2 貧しい。みすぼらしい。「—・い暮らし」
し‐ぎゃく【嗜虐】
人や動物に対して苦痛を与えることを好むこと。むごたらしい行為を好む性癖。「—性」
しし‐るいるい【死屍累累】
[ト・タル][文][形動タリ]たくさんの死体が折り重なって倒れており、非常にむごたらしいさま。
したて‐がお【仕立て顔】
取り澄ました顔つき。わざとらしい顔つき。「ことごとしく—ならむも」〈源・宿木〉
したまち‐ふう【下町風】
下町らしい特徴。特に、東京の下町の、江戸時代から残っている人情味のあるさっぱりとした気風や風俗をいう。
しばい‐がかり【芝居掛(か)り】
[名・形動]芝居がかっていること。いかにも作り事めいていて、わざとらしいこと。また、そのさま。「—な式次第」
しみ‐したたる・し【しみ舌たるし】
[形ク]《「しみ」は強意の接頭語》性格や態度がねちねちしていて感じがよくない。しつこくていやらしい。「その行方(いきかた)に猶なづむと—・う取り廻せば」〈浄・宵庚申〉
しみっ‐たれ
[名・形動]《「しみたれ」の促音添加》 1 物惜しみすること。けちけちしていること。また、そういう人や、そのさま。「金に細かい—なやつ」 2 こせこせして卑しいこと。また、そのさま。「—な考え」...
しみっ‐た・れる
[動ラ下一]《「しみたれる」の促音添加》 1 物惜しみをする。けちけちする。「御祝儀にそう—・れた真似もできない」 2 こせこせする。卑しい考えを持つ。「—・れた根性」 3 服装などが、みすぼら...