むさ‐むさ
[副] 1 きたならしいさま。むさくるしいさま。「身を—ともつぞ。湯を浴びつなどもせぬぞ」〈蒙求抄・三〉 2 ごちゃごちゃしているさま。「具足多く、—と俗なる連歌が付けにくきなり」〈九州問答〉 ...
むしょう‐こう【無称光】
1 阿弥陀仏の発する十二光の一。言葉で言い表せないほどすばらしい光明。 2 無称光仏、すなわち阿弥陀仏のこと。
む‐じゃき【無邪気】
[名・形動] 1 素直で悪気がないこと。いつわりや作為がないこと。また、そのさま。「—ないたずら」「質問に—に答える」 2 あどけなくかわいらしいこと。また、そのさま。「赤ん坊の—な笑顔」 3 ...
むすめ‐かたぎ【娘気質】
いかにも若い娘らしい気質。
む‐とく【無徳】
[名・形動] 1 徳のないこと。品位のないこと。また、そのさま。「—な(の)人」 2 地位や財産がないこと。貧しいこと。また、そのさま。「かく—に侍れば、従ふ下人一人も侍らねば」〈宇津保・蔵開下...
むすめ‐ごころ【娘心】
若い女性らしい純情な心。乙女心。娘気。「感じやすい—」
めんこ・い
[形]《「めんごい」とも》かわいい。愛らしい。「—・い子供」
もの‐さ・びる【物寂びる】
[動バ上一][文]ものさ・ぶ[バ上二]どことなく古びてみすぼらしい感じがする。また、古びて趣がある。「—・びた社(やしろ)」
やま‐さ・ぶ【山さぶ】
[動バ上二]《「さぶ」は接尾語》山らしいようすをただよわせる。「畝傍(うねび)のこの瑞山(みづやま)は日の緯(よこ)の大き御門に瑞山と—・びいます」〈万・五二〉
やつれ‐すがた【窶れ姿】
やせ衰えた姿。また、みすぼらしいかっこう。