やす‐らか【安らか】
[形動][文][ナリ] 1 穏やかで変わったことのないさま。平安なさま。「—な旅路を祈る」 2 何の心配も悩みもないさま。「—な眠りにつく」 3 わかりやすいさま。平易なさま。「文字の意味—にし...
もて‐あそび【弄び/玩び/翫び】
1 もてあそぶこと。また、そのもの。おもちゃ。「子安貝や、椿の実や、小さいときの—であったこまこました物が」〈中勘助・銀の匙〉 2 心の慰めとする相手。遊び相手。「この宮ばかりをぞ—に見奉り給ふ...
ゆうしん‐こぞう【有心故造】
心にたくらみがあって、わざとすること。有意故造。
よう‐どう【陽動】
本来の目的・意図を隠し、他へ注意をそらすために、わざと目立つように別の行動をとること。
ゆき‐がっせん【雪合戦】
二手に分かれて、こぶし大にかためた雪を投げ合う遊び。雪投げ。雪打ち。《季 冬》「—わざと転ぶも恋ならめ/虚子」
ひと‐めか・す【人めかす】
[動サ四]人並みに扱う。「わざととりたてて—・すべくもあらぬさまなれど」〈枕・六七〉
人(ひと)が悪(わる)・い
人が困るようなことをわざとする性質である。また、人柄がよくない。
ステロイド‐りだつりょうほう【ステロイド離脱療法】
B型肝炎キャリアの慢性肝炎の治療法の一つ。ステロイド剤でわざと肝炎を悪化させた後に急に薬をやめると、高まっていた体の抵抗力でウイルスが抑えられることを応用したもの。
だいり‐ぶしん【内裏普請】
《内裏の建築には多くの日数がかかるところから》事の処理にぐずぐずと手間取ること。「—といふ世話を思ひ、わざとぐにゃぐにゃしてゐたり」〈浄・当麻中将姫〉
ためし‐こうどう【試し行動】
子供が親・里親・教師などの保護者に対して、自分をどの程度まで受けとめてくれるのかを探るために、わざと困らせるような行動をとること。